2012年1月30日月曜日

ギター発送のリスク 実験!ハードケースに調整済みギターを入れて倒してみた!!

こんにちは。
北川木工です。

今日はyoutubeに出した新しい動画を是非見ていただきたいと思います。

私の工房では、年間におよそ200本程のギターの発着送があります。
その殆どはヤマト運輸で、ドライバーも親切でよくわかってくれています。

しかし、到着するまではいくつもの基地をめぐり多くの人、機械を経由しています。
その間に、倒されたり落とされたり・・・ などの事故があってもおかしくありません。

現実私の工房にも年2~3件、到着時のギターの様子がおかしい
というお客様からのご連絡があります。

私の納得した修理、調整行なっても、この様な輸送の事故起これば水の泡です。

重症ならば、お客様からの連絡ありますが、軽いセッティングの狂いレベルでは
北川木工もこんなものか・・・で済まされているかもしれません。

本来、ギターは手渡しにしたい
 それが私の望みです。
しかしながら、それは不可能です。


第一線で活躍されているプロミュージシャンの方々や
大手レコード会社のレコーディング用の楽器保管している部署
投機目的のコレクターなど、
シビアなクライアントからの仕事もたくさん来る様になりました。

私は常にその個体のベストを追求する姿勢で仕事に望んでいます。
いい加減な状態で送る事は有り得ないです。
(もちろん、予算やお客様との打ち合わせで簡易方法をとる事は有り得ますが)

ですから、余計に自分のセッティングがちゃんと届いているのか心配になります。

倒される様な一度の衝撃で音も操作性も完全に変わってしまう様子をご覧下さい。

これを見て輸送事故のリスクを心に刻んでおいて下さい。

実験!ハードケースに調整済みギターを入れて倒してみた!!(1)

http://www.youtube.com/watch?v=KA9jcsbGKyM&feature=related


実験!ハードケースに調整済みギターを入れて倒してみた!!(2)

http://www.youtube.com/watch?v=V9e5pWDRpx8&list=UUgxiofM_PAzk3yA4XM_KB


新しいホームページはこちら
http://www.kitagawa-mokko.com/index.html

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